度々ニュースになっていましたが、かんぽ生命の新学資保険が否認から一転、条件付きで金融庁に認可される模様です。

政府・与党は、日本郵政グループのかんぽ生命保険が申請している新しい学資保険について、内部の管理態勢を強化することなどを条件に認可する方向で調整を進める方針を決めました。かんぽ生命保険が申請している新しい学資保険は、死亡保障を少なくする代わりに保険料を引き下げるもので、政府の郵政民営化委員会は先週、販売を容認する意見をまとめています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121127/k10013783961000.htmlより引用

そもそもなぜ新商品?

ニュース記事を拝見していると、今回のかんぽ生命の学資保険のアップデートは、「時代のニーズにそぐわなくなってきたから」と考えられます。
現在人気の学資保険は、被保険者(つまりお子さん)が入院や手術などをした際の医療保障は最低限で(もしくは全くなく)、学資の積立に特化した貯蓄性の高いものが中心です。

郵便局(かんぽ生命)の学資保険は元本割れ?のページでも解説させていただきましたが、かんぽ生命の学資保険の返戻率は、100%を下回り、貯蓄性が高いとは言えません。

参考:返戻率の高い学資保険ランキング2012年

なぜかんぽ生命の学資保険の返戻率は低いのでしょうか?
ぼったくり商品というわけではなく、単純に「医療保障などが充実しているから」です。

下記の画像を見てください。

普通死亡だと100万円の死亡保障がついています。また、この画像には記載されていませんが、長期入院一時保険金といって、長期の入院(120日以上)をすると30万円が給付される医療保障もついています。

このような医療保障があるので、当然保険料は上がり、返戻率は低くなります。

 

もちろん保障は手厚いと安心ではあるのですが、お子さんがなくなった場合に死亡保障は必要でしょうか?一家の大黒柱と比べて経済的な打撃は少ないはずです。また医療保障に関しても、子供のうちにはコストパフォーマンス最強の子供共済があるので、医療保障をつけたいならば、共済がおすすめです。

そんなこんなで、かんぽ生命の学資保険の新規加入者が少なくなっているようで、「新商品を販売」ということになったのでしょう。
個人的には、ソニー生命やアフラックなど貯蓄性の高い学資保険と競合するような優良商品を期待しています。