保険が必要な期間はいつからいつまでか?CHECK POINT

学資保険を検討するときに子供が何歳のときに資金が一番必要であるのか、または病気やケガ、育英年金の給付についても子供が何歳から何歳まで必要なのかを考えてみましょう。

満期学資金と祝い金の必要な時期

まずは小学校や中学、高校は公立へ通うのか私立へ通うのかがポイントになります。

もしも大学以外は公立へと考えているのであれば、大学進学時期(17~18歳)に大きな資金をまとめてもらうタイプの学資保険を選ぶと良いでしょう。

つまり祝い金は特に必要でないと判断し、満期学資金のみをもらう商品ということです。

では小学校や中学、高校へ進学するときにも、少しはまとまった資金が必要だと考えている場合はどうすればよいでしょうか。

その場合、9歳に20万円、12歳に30万円、15歳に50万円、そして大学進学時期である18歳に200万円というような祝い金を数回に分けてもらえて、満期学資金を最後にもらえるタイプの商品などが良いでしょう。

育英年金の給付期間

育英年金を子供が何歳のときにいくらもらえると良いかという判断は実に難しく、正直なところあまり考えたくない内容ではあります。

しかしこの給付期間は各保険会社によってもさまざまであり、やはり給付期間が長いということは保障が手厚いと捉えられ、保険料も高くなります。

子供が小さい時期に親が亡くなる可能性というのは普通に考えれば低くなります。

ですからあまりに長い間、育英年金が給付される商品を選ぶよりは、育英年金が給付される期間を短いもので選ぶと保険料も抑えられて良いでしょう。

子供の病気やケガの保障期間

子供の病気やケガについての保障は、子供が小さいうちこそ必要だと考えられます。

しかし小学校就学前ぐらいであれば、子供の医療費は公的医療保険によってかなり軽減されるようになっています。

子供が何歳まで医療費が安くて済むのかは自治体によっても違いがあるため、それぞれのお住まいが管轄の医療センターなどで確認をしてみましょう。

目安としては、子供の万が一の医療費に備える時期は小学校入学時の6歳ごろからと考えてみてはどうでしょう。公的医療保険で賄える医療費が限られる点や、学校でのケガなどが特に心配になる時期でもありますよね。

中には長いプランで保障してくれる商品もありますが、やはり保障期間が長ければ長いほど保険料も高くなる傾向があります。しかしこれも安心料と考えて子供の万が一に備える方法もありますね。

他人の子供のケガの保障期間

万が一他人の子供をケガさせてしまったら、また物を壊してしまったらと心配なのは、やはり子供が小さいうちと考えられるでしょう。

中学生にもなればあまりそういった心配はなくなってくるはずです。特に幼稚園や小学生ぐらいの子供にとってはふざけ合ったりということは日常茶飯事です。

子供が大きくなるにつれてある程度は薄れる心配ですから、保障期間もある一時期と割り切って商品を選んでみてはどうでしょうか。